今回は、漫画「先生の白い嘘」の最終回のネタバレと、早藤の過去の生い立ちや最後を調査していきます。
漫画「先生の白い嘘」は性被害や男女の不平等さなど重いテーマを書く作品です。
衝撃的な展開などがあり、読者を震撼させる問題作としてもあがっています。
こちらの作品は2024年7月に実写版の映画としても公開されています。
主人公は24歳の高校教師、原美鈴。
彼女が抱える過去のトラウマや生徒の新妻との関係。
そこに出てくる最悪な男、早藤との歪んだ関係などが描かれています。
「先生の白い嘘」は、2010年に連載された漫画になっており、性被害のあった男女が性への矛盾した感情に葛藤し、格差へ挑む姿を生々しく描いた作品となります。
そんな映画化にもなっている漫画「先生の白い嘘」その最終回のネタバレと、早藤の過去や生い立ち、最後について書いていきます。
先生の白い嘘最終回ネタバレ!
【先生の白い噓】私は原作未読だけど、読んだ友達から重くて辛いという感想は聞いたことがある漫画。
なのでこれの映画化は観る気が無かったからチェックしていなかったけれど撮影に当たり色々問題があったのね。女優が希望したのにインティマシーコーディネーターをスタッフに入れたくないって😠>RT— Belette (@Balette51k) July 9, 2024
漫画「先生の白い嘘」の最終回は、早藤が自ら犯した罪を認め、警察へ出頭をしました。
出頭する前、早藤の妻である美奈子は流産の危険から入院をしていました。
そんな中、連絡が取れないことを不審に思い、自宅へ戻りました。
そこには首を吊っていた早藤がいました。
美奈子がすぐに首のロープを切ると、美奈子に「殺してくれ」と言います。
美奈子はそんな哀れな早藤の姿に、「命の残りカスを、私と私のこどもためだけにするつぶして生きろ」と言い放ちます。
その直後、美奈子は破水。
病院へ向かうと早藤に「自分ができる最大限のことをしろ」と話し、警察へ出頭させました。
早藤は警察へ出頭しましたが、主人公である美鈴ですが、生徒である新妻と惹かれつつありました。
新妻がバイト先の人に暴力をされたと聞き、美鈴の中で怒りという感情が出てきました。
早藤に美鈴の大事なところの画像をネタに行為を強要されていることを知り、自分と同じように苦しむ美鈴に惹かれていまいた。
2人は惹かれ合っていきますが、新妻が美鈴のトラウマの「男」であり自分が「男」という事に苦悩していきます。
それは美鈴も一緒です。
美鈴も新妻を苦しめている「女」になるからです。
そんな時、早藤の妻である美奈子から妊娠したことを聞きます。
美鈴は新妻のまっすくな想いに背中を押され、早藤と縁をきることに決意します。
強い意志を持った美鈴の姿に早藤は動揺し、暴力で支配欲を爆発させました。
早藤とは縁を切り、早藤と次に会うときは警察のところで、早藤から受けた暴力を全て打ち明けました。
沢山ボロボロになった美鈴は、やはり「男」という存在が許せないと感じ、「女」というトラウマを持っている新妻を解放するためにも、新妻とも縁を切ろうとしました。
そこから2年後、美鈴の家の庭の手入れを手伝う新妻の姿が。
2人はトラウマを乗り越えて、結ばれました。
これが、先生の白い嘘の最終回となります。
ここまでくるまで、生々しい性描写などがありこれが暴力と現れています。
胸が痛くなる作品でしたが、最後は美鈴と新妻が結ばれ、早藤は罪を償うため警察へ入ってくれてよかったと思います。
最終回のネタバレを伝えましたが、少しだけあらすじを伝えてから早藤の生い立ちや過去についてお伝えしたいと思います。
漫画「先生の白い噓」のあらすじ
高校の教師で主人公の原美鈴は地味で内気な性格でした。
そんな彼女の親友は、自分とは正反対の美奈子という友人です。
彼女には誰にも言えない秘密がありました。
それは親友美奈子の彼氏で婚約者でもある早藤雅巳に乱暴され、行為を強要されたこと。
そして一度犯された罪の後も、関係が続いていることでした。
親友の美奈子は、学生時代他の女性から彼氏を奪ったということで孤立しており、そこから美鈴と仲良くなっていきました。
だが、美奈子は美鈴のことを女として見下していました。
そのことも美鈴は感じ取っていましたが、美奈子からの早藤が毎日行為を迫ってきて困っていると嘘ののろけ話を聞くたび、関係が続いていることで美奈子の事を見下していました。
そんな中、生徒の一人である新妻が人妻とホテルから出てきたという噂が流れます。
美鈴は学年会議で生徒指導の担当先生から新妻の噂の真実を聞くよう頼まれます。
美鈴は新妻との二者面談を行いました。
そのとき彼の話から、彼の本意で人妻と行為を行ったわけではなく、強引に関係を持たされてしまったと聞きます。
その話を聞いてから、美鈴は自分自身の境遇と重ね合わせます。
彼の話を聞いてから、美鈴は早藤との関係を切ろうとしますが、彼の心理戦にハマってしまい、再び行為を強要されてしまいます。
新妻に関しては、親身に話を聞いてくれた美鈴の事を気になり始めて行きます。
先生の白い嘘の早藤の過去の生い立ちや最後を徹底調査!
「先生の白い噓」が滅茶苦茶面白くて読み始めると止まらなくなる。2巻の巻末で萩尾先生が絶賛してるの判る。斬新な切り口で本当に面白い。そして新妻いい子だなぁ。防犯ブザーを渡すなんて可愛いし優し過ぎる。そして早藤は怖過ぎる。
— 貴神 (@reyypia) April 9, 2025
漫画「先生の白い噓」の暴力で美鈴を支配していた早藤。
そんな早藤がなぜこのようになってしまったのかをお伝えします。
まず、早藤が育った環境ですが、父親から母親への家庭内暴力でした。
幼少期の頃父親に殴られ倒れ込んでいる母親に対して、なぜ母は父を怒らないのか疑問に思っていました。
母親からすれば、父親から息子に暴力がいかないよう、親心で息子をかばっていました。
父親が母親へ暴力を振るう事、暴力で女性を支配することを目の当たりにして育ってきた早藤。
早藤は女という生き物に歪んだ感情を抱くようになっていきました。
母親が父親へ口出ししこと、悩み等などはない話もしない生き物だと思い育ってきました。
早藤が成長し、高校生になったころ初めて付き合った女性と行為を行ったときに、女性が痛みを耐える顔を見た時に「女」という生き物はこれだと意味を見出しました。
女性が痛みに耐え苦しみに怯える姿、これこそが早藤が女性を女性として認識できる唯一のことでした。
そこから、早藤の経験のない女性を傷つけてきた要因はそこにあったと思われます。
なので、4年前に性暴力を行った美鈴はいつまでも怯えて苦しむ姿を見せるため、何度も強要してきたのだと思われます。
まとめ
先生の白い噓、実写映画化ってま!?あれを実写化はなかなかにエグすぎるやろ…
— 檜 (@2012wc12) February 21, 2024
いかがでしたでしょうか、今回は漫画「先生の白い噓」早藤の過去や生い立ち、最終回のネタバレ、それぞれの最後などをお伝えしてきました。
この作品は「性暴力」の悲惨さを通して人間の醜さや弱さをリアルに描かれています。
その性犯罪を犯す早藤には、過去の育てられた環境が影響されていました。
最後は早藤が逮捕され、美鈴と新妻が結ばれる完結になりましたが、現代社会でもこのような性犯罪が起こっています。
色々な人間ドラマがつまったこの作品は原作の漫画でももちろん、映画の方でも話題を呼びました。
考えられる作品となっていますので、ぜひみなさん手に取って読んでみてください。
以上、「先生の白い噓」最終回のネタバレと、早藤の過去や生い立ちについて書いてきました。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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