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ハニーレモンソーダ115話ネタバレ確定と考察!友哉は救われた!?

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最新話の『ハニーレモンソーダ』では界の親友、友哉の様子がどうもおかしい!

界から距離を置いたり、奈乃に嫌われるような行動をとったり。

ついには学校中の全員から軽蔑されるような行動をとって、学校を早退する。

友哉のことをちゃんと知りたいとみんなで追いかけるが、自宅には引越しのトラックが…!?

本記事では『ハニーレモンソーダ』の115話や友哉はすくわれたのかを考察、確定した最新話のネタバレをまとめています。

これまでの『ハニーレモンソーダ』の内容にふれた考察や確定した最新話の115話の内容も含むため、ネタバレが嫌いな人は注意してお読みください。

 

Contents

ハニーレモンソーダ115話ネタバレ最新話確定!

115話の考察の前に、前回までのハニーレモンソーダの話を振り返ってみましょう。

ハニーレモンソーダの113話の内容

中学三年の頃、友哉は八美津を受けることを決める。

三浦くんの友達の高嶺友哉くん

中三の頃、界は友哉になぜ八美津行くと決めたのか、聞いたことがあった。

頭いいのになんで?

界が行くからじゃん。

友哉のあまりの即答ぶりに、え、うっ、うんと慌てて返事を返す。

界の照れている感じに周りは、ラブラブーと茶化す。

友哉に影響されたのか、じゃあ私も行こっかな、俺も行くんだけどと次々に界に話しかける。

そんな界たちを友哉は笑顔で見ていた。

三浦くんの友達の高嶺友哉くん。

女子に人気で、賑やかなみんなを一歩引いて見てる。

笑顔の裏に何かを隠している人。

私も高嶺くんのことが知りたい

おい、やめろ!

友哉と界が叫び続けてもやめない。

駆けつけた警察が界を抑えていた。

友哉は警察が止めようとしても、先輩たちへの暴力をやめなかった。

ゆるやあゆみたちが来たときには、友哉や界たちが交番へ補導されていた。

遅れて羽花と奈乃が交番前にやってくる。

断片的な説明で状況が分からず、羽花は慌ててやってきていた。

息を切らして状況を聞く羽花と奈乃にあゆみが説明をする。

友くん!

突然の声に一同驚く。

悟が友哉のお母さんと声をかける。

友哉のお母さんとは面識があった。

あゆみちゃん、ゆるちゃんに司くん、それに奈乃ちゃんと羽花ちゃんね。

いつも友くんがありがとう。

笑顔で話しかけてくれた友哉の母は、交番の方へ向かう。

驚いて一同声が出せない中で、慌てて奈乃がいいえ!と謙遜する。

…高嶺くんって、家で学校のこと話すんだ?

お母さんに私の話してるってこと!?

羽花の疑問に大きな声で奈乃が疑問で返す。

全員が奈乃を見る。

いや、あの、どうせ悪口だろうけど。

可愛いって言ってくれてるよとあゆみがフォローを入れる。

友哉のお母さんは優しい人だと言う。

忘れ物に気づいて届けたり、授業参観は毎回きていた。

友哉も人の子って感じで安心する。

説明してくれるあゆみと悟に司が聞く。

お父さんは?

三人揃っているのを見たことがないと二人は答える。

ふいに近くにいた二人の警察官の会話が聞こえてきた。

あの子、なんか見たことあるんだよなぁ。

友哉を見て話す警察官に、もう一人の警察官が言う。

ほら、あれですよ、三年前の傷害事件の。

警察官の会話は羽花たちに丸聞こえだった。

…え?

今なんて言った…?

ゆるの問いに聞き間違いじゃないと返すあゆみと悟。

『殴られた方』って言ったんじゃないと納得する一同。

羽花は奈乃に話しかける。

奈乃ちゃん、私も高嶺くんのことが知りたい。

最初からオレはずっとゴミクズだけど?

次の日の八美津、友哉が卒業生を病院送りにしたことが噂になっていた。

廊下で女子たちが友哉のことを口々に話している。

何それ、そういうことする人!?

自分は手を出さずに後ろでニヤニヤしてるって感じだったのに。

本当は一番やばい人?

噂している女子たちに、界は話しかける。

違うから、オレを庇っただけだから。

そうなのと聞き返す女子たちに、あゆみもそうだよ、怖い人じゃないからねと話す。

違うから、ただストレスをぶつけただけだから。

いつの間にかいた友哉が、ニコニコして否定する。

ちょっと何言ってんの、間違った目で見られるよと慌てて止めに入るあゆみと悟。

しかし、友哉は間違ってないよと言葉を続ける。

そんな友哉に困惑しながら、なんでと奈乃は言葉を漏らす。

呆れるような表情で溜息を漏らす友哉。

そこに以前友哉にクッキーをくれた後輩の女子がやってくる。

先輩ーっ、喧嘩したってほんとですかー?

後輩は友哉を非難せず、それどころか強くてかっこいいと褒める。

そんな後輩の肩を抱き寄せ、キスをする。

一同固まる中、いち早く悟や司がおまえ何してんだ、どうしたと慌てて声をかける。

そんな慌てる二人の言葉を遮ぎるように友哉は言う。

元々こうだけど?

最初からオレはずっとゴミクズだけど?

いい人だとでも思ってた?

さすが解像度低いね。

黙る二人に見かねた界が、慎重においと声をかけようとする。

そんな界の耳元で友哉は囁く。

クッキーちゃん、可愛いよ、頭悪くて。

そのまま界の横をすり抜けて、去っていく。

何今の!?

『頭悪い』って、なんかうちらのこともバカにしてなかった!?

いや、バカだけど、何なの!?

あゆみが顔を真っ赤にして言う。

奈乃は顔を赤くするも言葉が出ない。

クッキーちゃん、後輩はショックで固まっていた。

放っとこ、もうというあゆみ。

その言葉より早く、友哉を追いかけていく人物に気づき、界も追いかけていく。

バイバイ

『だからもう近付くな』って、『オレはこういう人間だ』、突き放しているみたいだった。

違う?

友哉は、自分を追いかけてくるものがいることが意外だった。

合ってる?、違うかな?とさらに聞いてくる。

後ろには界もいた。

どう?

目の前の羽花は、答えを聞くまで逃さないと言わんばかりの圧をかけて聞く。

…合ってるよ。

圧に耐えられなくなった友哉が答える。

当たった!

うれしいと羽花は笑顔を向ける。

よく普通に話しかけられるねと少し困惑気味に言うが、羽花は構わず質問をぶつけていく。

高嶺くんって三浦くんのどこが好き?

聞いてる?と友哉は返す。

構わず羽花は続ける。

あんなこの世で一番好きって言うほど。

たまらず友哉はツッコむ。

まって、いじってる?

大真面目だよ、『親友』、それよりも特別か関係に見える。

友哉は真剣な表情に観念したのか、界の顔面を掴み、羽花に向けながら答える。

まずこの美しい顔面、ぶっきらぼうながら甘えてくる所、察しがよくて芯食ってくる所。

望んだ言葉を放つ所。

友哉の脳裏に、界の言った『怪物と一緒に戦おう』という言葉がちらつく。

あと父親に難があって、夢も希望もなくて不幸だった所。

最後は全部過去形になっちゃったけどと付け加える。

友哉は羽花に人を嫌いになったことがあるかと聞く。

苦手ならという答えに、その程度だよねと笑顔で言う。

誰かを傷つけたりしないし、憎いと思った相手を赦して愛せる。

本当に天使みたいだ。

そんな羽花といる界ももはや天使だと付け加える。

よかったな、おまえはと、今度は界を見る。

一緒だと思っていたのに、随分遠くへ行った。

一人暮らし勝手に怪物を倒して。

友と声をかけようとする界に背中を向けて去ろうとする。

羽花ちゃん、奈乃のフォローしてあげて。

もう一度振り返って笑顔で言う。

バイバイ。

去っていく友哉の背中を見ながら、羽花は思う。

今まで内緒にしてきた気持ちをどうして今教えてくれたんだろう。

何を諦めたんだろう。

ただ必死に守っただけだ

あゆみたちと廊下で合流する羽花と界。

そこへ緑先生が声をかける。

先生はみんなに、高嶺への被害届が出されたことを伝える。

周りで聞いていた生徒達は傷害罪か、前科つくってことかと騒ぎ出す。

生徒たちと同じように、あゆみも二回目じゃんと言う。

それに界が『え?』と反応する。

中学の時なんかやっちゃったんでしょ?

界も教えてよ、言いづらいのは分かるけど。

あゆみの言葉に悲痛な顔で、界は口を開く。

…やってないよ。

あいつはあの時、何もしていない。

界は傷害事件の日のことを話し出す。

その日、界は友哉に電話をかけるが中々繋がらない。

しばらくしてやっと繋がり、早く出ろよと文句を言う。

要件を伝えようとするが、電話の向こうから何が割れる音と男性の声が聞こえる。

どうしたと界は聞くが、友哉はどうもしないと答える。

受話器の向こうでは、助けてとか許さないという声が聞こえる。

より一層大きな声でどうしたと界は聞く。

家の中で家政婦が暴れている。

友哉の一言に界は驚く。

友哉の家では、家政婦がウッドクラブを握り締め、家中の物を壊しながら、友哉の父親を追いかけ回していた。

自業自得だ、ざまぁみろ。

よかった今日母さんいなくて。

このまま…。

しばらく黙る友哉だったが、急にスマホを放り出して、リビングに駆け出す。

スマホには界が何か喋っていたが、友哉には聞こえなかった。

父親と家政婦の間に割って入り、ウッドクラブを奪う。

早く逃げろよと父親に言う友哉。

界が何事かと友哉の家に着いたときには、警察が駆けつけた後だった。

ただ必死に守っただけだ。

界はあゆみたちに真相を伝えた。

みんな黙り込む中で、羽花が口を開く。

…高嶺くんのこと、やっと分かった。

三浦くんと一緒に、三浦くんみたいに幸せになりたかったんだね。

心が悲鳴を上げている

羽花の言葉で、全員で友哉を追いかける。

羽花たちが高校を出た頃、友哉はすでに家に着いていた。

家には小学生の頃の怪物の絵と離婚届があった。

本当にお母さんに着いてきていいの?

うん、もちろん。

母とともに家を後にする。

羽花は友哉の心が悲鳴を上げていると感じていた。

必死に走って、高嶺家を目指す。

羽花たちが着いたときには、すでに友哉はいなかった。

道路には、出発したばかりの引っ越しのトラックがいた。

では、最新話の114話ではどうだったか、振り返ってみましょう。

 

ハニーレモンソーダの114話の内容

友哉が自宅からいなくなった、次の日。

学校に友哉は来ない。

連日休みが続くが、羽花たちは友哉と連絡を取れずにいた。

でも友哉は、うちらのこと友達とすら思ってなかったのかな

いい天気だなー、なんて青い空だ。

あっ、飛行機!

ほら、見て…と笑顔の緑先生が振り向く。

外の天気のよさと真逆で、クラス中がどんよりとしていた。

誰も先生の話を誰も答えない。

先生、高嶺くんは!?

今日も休み!?

一人の生徒の質問を皮切りに、クラス中が騒ぎ出す。

友哉が学校に来なくなったのだ。

クッキーを友哉に渡した後輩は頭悪いと言われたまま終わりたくない、緑先生たちが教室の空気が重いとそれぞれが廊下で嘆いている姿を見かける。

悟がブロックされていて連絡が取れない、悟だけでなく、全員界ですら連絡が取れずにいた。

…ねぇ、解像度って何?

あゆみが唐突に聞く。

–元々こうだけど?

最初からオレはずっとゴミクズだけど?

いい人だとでも思ってた?

さすが解像度低いね。–

113話で友哉に言われたことを気にしていたようだった。

物事への理解度や思考の深さと羽花が答える。

うちら解像度低かったんだとあゆみはショックを受ける。

でも、実際友哉のこと、どんな人間だったと思ってた。

司の質問に、あゆみは少し間を空けて答える。

…いつもヘラヘラニヤニヤして、人生余裕そうだなと思ってた。

あと界のこと大好きで、うちらのことは界のおまけだと思ってんだろうなと思ってた!

でも、べつにそれでも、オレらは友哉のこと大好きだし。

悟があゆみの言葉に付け加える。

でも友哉は、うちらのこと友達とすら思ってなかったのかな。

やっと分かったと思ったのに、また分かんないことしないでよ!

あゆみの言葉に羽花は、思い出していた。

–三浦くんと一緒に、三浦くんみたいに幸せになりたかったんだね。–

オレが狭い世界にあいつを閉じ込めたのかもしれない

羽花たちは友哉がどこにいるのか、先生に聞きに行く。

先生、あいつの居場所知ってますよね!?

教えて。

廊下にいた緑先生にあゆみは聞く。

教えられるわけがないし、そこを訪ねてもいない。

…どういうことですか?

奈乃が口を開く。

もう八美津には来ないし、卒業式にも出ないと言っている。

それでも教えてほしいと食い下がろうとするが、界が止める。

分かりました、聞きません。

友哉がそれを望んでるのなら。

あゆみが何言ってんのとツッコむ。

傷を舐め合って、ここにいれば安全だって、オレが狭い世界にあいつを閉じ込めたのかもしれない。

一瞬全員が無言になるが、先生が口を開く。

おまえたちの背景が青空なら、あいつの背景は氷だな。

……もう遅いか

先生と別れた一同は、みな暗い顔をしていた。

奈乃ちゃん、もうすぐ100万人登録おめでとう!!

突然羽花が声をかける。

…え、あ、ありがとう。

戸惑いながら、お礼を言う奈乃。

奈乃は歌い手系YouTuberで活動していた。

勝手に記念のイラスト描いてるの!

出来たら、もらってくれる?!

いいのと聞き返す奈乃に、喜んでくれたら嬉しいと笑顔で羽花は答える。

…ありがとう、励まそうとしてくれて。

素直に心配することも、好きだって認めることもできない。

だって、アレだよ!?

しんみりしたかと思えば、激しくなる。

奈乃は、目の前で他の子とキスしていた友哉を思い出していた。

私も羽花ちゃんみたいに、羽が生えて勇気ぐ出せたらいいのに。

……もう遅いか。

だって、もう会えないかもしれないのに。

もう汚したくない

奈乃と羽花が学校で話していた頃、友哉は母と飛行機に乗っていた。

北海道楽しみねー、おじいちゃんおばあちゃん喜ぶわよー。

お母さんも久しぶりの実家でゆっくりしてね。

心配し返す友哉に、界たちに居場所を知らせなくてもいいのと聞く。

うんと返事を返しながら、スマホを見る。

あっと短く声を漏らす。

友哉の母が、えっと不思議そうに友哉を見る。

いや、奈乃がもうすぐ100万人だ。

お祝い出来なかったな、まぁいいや。

一瞬母が固まるが、100万人と驚く。

友哉が言ったつもりで、登録者数までは知らなかったのだ。

vlog系で悟が10万人、モデル美容系で芹奈が50万人、ヘア企画系で亜美が100万人と、それぞれ達成まであと少しだった。

…なんだろう、全部オレがいなくなってからって、もうそういう運命なんだろうな。

友哉は、ことごとく知り合いのめでたい場面に立ち合えないことに、半ば諦めている様子だった。

ねぇ、羽花ちゃんはチャンネルもってないの?

……それは全然想像つかない、何チャンネル?

スタディウィズミーとか。

…なるほど。

紅茶かコーヒーの側でノートを広げた画面が想像できる。

でしょう?

八美津っていいわね、楽しい子たちばかり。

友哉は正面に向き直る。

界が引き寄せてるんだよ。

楽しいよ、八美津は。

もう汚したくない。

きっとおまえたちなら分かる

高嶺くんは、いつも自分を俯瞰で見ている人。

羽花と奈乃は界のところへ向かった。

界は花壇横で腰掛け、遠くを見ていた。

大丈夫?

声をかけられるまで、羽花がすぐそばまで来ていたことにきづいていなかったようだ。

大丈夫なわけないか、三浦くんも、高嶺くんも。

友哉について羽花が何か話そうとすると、後ろから言葉を遮られる。

高嶺は今、何を望んでいると思う?

どんな言葉をかけられたいと思う?

きっとおまえたちなら分かる。

声をかけてきたのは緑先生だった。

右手には住所と電話番号が書かれた紙が握られていた。

逃げても無駄だよ、どこに行っても、青空が追って来る

北海道に着いた友哉たちは海岸海岸で、海を眺めていた。

友くん、見て、これ。

母の手には、小学生のときに描いた怪物というタイトルの父の絵があった。

額装したわと満面の笑みを浮かべる。

その絵はオレでもある。

どんなに裏切られても、母さんは泣き言ひとつ言わなかった。

オレは結局何も守れずに、諦めるしかなくなって、ごめんね。

友くんがいたから頑張れたの。

諦めたんじゃないの。

区切りをつけて、新しい人生を始めたの。

驚く友哉。

母の発言に声が出ない友哉の後ろの方から、誰かが走ってくる音がする。

振り向いたときには、その誰かは友哉と母の間で止まった。

予想外の人物の登場に友哉は一瞬思考が止まる。

なぜここにいるのかと聞こうとするが、先に向こうが口を開く。

あんたは、計算高くて利己的で冷徹、他人をバカにして見下して平気で傷付ける。

そんな間違った自認で、自分を傷付けているだけの寂しがりやのただの人間。

いつもヘラヘラニヤニヤして「オレの人生余裕だよ」って、必死に取り繕っている。

独りでそこにいないで、氷の中から出て来なよ。

突然現れ、伝えることができず後悔していた。

友哉に悲痛な表情で訴える奈乃。

オレ離れは順調?

奈乃の後から、界と羽花も現れる。

逃げても無駄だよ、どこに行っても、青空が追って来る。

羽花たちの言葉を黙って聞いていた。

友哉の言葉を待たず、界が帰ろうと言いだす。

驚く友哉母。

用は済みましたのでと羽花。

人間に傷付けられて、また人間に救われる。

自分を救う方法は、自分だけが知っている。

ごめん、まだ友達でいてくれたら嬉しい

詫びに来ねぇから、来てやったぞ!!

高嶺友哉出て来いや!!

校舎内に怒鳴り込んでくる元八美津の先輩たち。

彼らは以前界にレモンソーダをかけられ、112、113話で絡んできたが、友哉に病院送りにされる。

うるさいな、だから来ないんだよ、もう!!

こっちだって、会いたいよ!!

悟とあゆみが涙目になりながら、切れ返す。

やっぱ騒がしいな、八美津は。

突然の声の主に全員が振り向く。

友哉先輩!

きゃあと色めく女子生徒たち。

ごめん、まだ友達でいてくれたら嬉しい。

友哉の素直な言葉に、界や羽花、奈乃が驚く。

当たり前じゃん!!

何言ってんのと悟とあゆみが声を合わせて言う。

しかし、水を差すように先輩たちが叫ぶ。

オイ、オレらの存在は無視かよ!!

話は私の方から伺います。

友哉が振り向き、みなが声の方向を見る。

…え、友哉のお父さん。

高嶺友哉の弁護人を務めます。

友哉が驚く。

…頼んでないぞ。

これがオレの責任の取り方だ。

先輩たちと話を進める父の背中を見る友哉に、界は声をかける。

抱き締めてやろうか、あの時みたいに。

うるせぇな。

界は笑いながら言う。

…怪物なんて、最初からいなかったのかもしれないな。
 

ハニーレモンソーダ115話ネタバレ最新話確定の公開日はいつ?

『ハニーレモンソーダ』は、7月3日に発売する『りぼん2025年8月号』に掲載されます。

電子書籍版も同様に7月3日に配信されます。

価格は税込み690円になります。

電子書籍版の方が安いですが、付録はつきません。

付録も楽しみの一つとしている方もいるので、雑誌で購入される方が多いかもしれません。

ハニーレモンソーダ115話ネタバレ最新話確定

界、羽花、奈乃の三人が北海道まで友哉追いかけて行った後日。

友哉は八美津に帰ってきた。

何あの二人、付き合ってんの…?

学校の休み時間。

羽花、あゆみ、ゆるは三人とも顔が真っ赤だった。

三人の視線の先にはキスができる距離で見つめ合う界と友哉の姿があった。

一緒にサッカーをしていた悟や司も顔が真っ赤だった。

ねぇ、何あの二人、付き合ってんの…?

あゆみが呆れる。

眩しいと羽花も反応する。

ねーーっ、高嶺先輩がサッカーしてるーっ。

冷めた先輩もいいけど、爽やかな先輩もいいーっ。

いつの間にか羽花たち以外の後輩も集まってきた。

どうなるかと思ったよねとゆるが口を開く。

でも結果的によかった、うちらも前より友哉のこと知れたし。

笑顔であゆみが答える。

羽花は界や友哉たちを見て思う。

荒れていた高嶺くんが元気になってから、三浦くんとみんなが嬉しそうで私も嬉しい。

今日は最高の青空日和。

付き合うしかない!

結局八美津通うみたい、卒業式も出るってとあゆみ。

実は、友哉は北海道へは祖父母に会いに行っただけで、元の家から近場に引っ越していただけだった。

よかったね、奈乃ちゃん!

好きな人が完全復活して。

あゆみが声をかける。

三人から離れたところで友哉を見ていた奈乃は、ビクッと肩を震わせる。

…うん。

素直にうなずく奈乃に三人が固まる。

認めた!?

好きな人って認めた!?

あんなに否定していたのに、なんで!?

あゆみとゆるが興奮して聞く。

勇気が出たから、羽花ちゃんのおかげで。

奈乃は顔を赤くしながらも真剣な顔で言う。

だからなんか今日雰囲気違うの!?

可愛いーっ。

友哉も喜ぶよとあゆみ達が言うと、照れる奈乃。

奈乃ちゃんと高嶺くんがうまくいきそうな予感がする。

羽花はみんなが嬉しそうにしていたことよりも、二人のことを一番嬉しく感じていた。

いつ告白するの?とゆる。

絶対両想いだと思うんだよね!

付き合うしかない!

ゆるとあゆみからの意見に奈乃はまさか、いやと否定する。

付き合いたくないの!?

…私はただ…。

ただ!?

監視しときたい。

えっと二人が困惑の表情をする。

また消えないように、もう会えないかもって後悔しないように、それだけ…。

うんうん、後悔しないように付き合おうね!

真剣に話していた奈乃が今度は困惑する。

あゆみは急に羽花の肩を抱き、奈乃に背を向ける。

これ、うちらのお膳立てが必要じゃない?

何かないかな?

羽花が口を開く前に、芹奈たちが声をかけてくる。

ねぇー、みんな今年のバレンタインどうするのー?

あゆみと羽花が固まる。

まだ1月だけどさー、今年のバレンタイン、バレンタインどころじゃなくない?

早めに…。

言い終わる前に二人が叫ぶ。

それだ!!

…バレンタイン、頑張ってみる…

それだ!!

あゆみと羽花が叫ぶ。

わーっ、作るの!?

ゆるも奈乃から離れて、話に参加する。

奈乃ちゃん、チャンス!!

渡すだけで伝わる!!

あゆみが興奮気味に話す。

…高嶺くん女の手作り食べられない。

市販品でいい!!

唐突に後ろから声がする。

奈乃、なに今日どうしたの、すごい可愛い。

友哉だった、いつの間にかサッカーを辞めて、こちらに来ていた。

真っ赤になって固まる奈乃。

オレのため?

ち、違…。

それ以外ないでしょ、嬉しいなぁ。

ニコニコと友哉は笑っている。

さっさと付き合え、クソ。

芹奈が辛辣な言葉を向け、奈乃は慌てて反論する。

だから、違うから!!

あとで弄って、笑い者にするやつだから!!

ほら、見て、あのニヤけ顔!!

ゆるやあゆみも友哉の顔を見る。

うん、ニヤニヤしてる。

いつもよりニヤニヤしてる。

芹奈ももう一度友哉の顔を見て、奈乃に向き直る。

奈乃ちゃんが可愛くて仕方がないって顔してる。

奈乃ちゃんが特別って顔してる、ほら。

これ以上ないくらい真っ赤になり、固まる奈乃。

…バレンタイン、頑張ってみる…。

聞いていた羽花たちが笑顔になって、何か言おうとする。

しかし、それよりも先に友哉が口を開く。

奈乃、オレ、チョコ受け取らないからね。

あまりの言葉に固まる奈乃たち。

気にせずスタスタと去っていく友哉。

急に頭を掻きむしり出す奈乃、そしてお洒落に着こなしていたカーディガンを脱ぎ、くしゃくしゃにして叩きつける

一呼吸おき、イラついた顔でほらねと一言。

奈乃の変貌ぶりに周りは狼狽える。

…高嶺くん、恋愛に関しては相変わらず掴みどころがない。

高嶺くんは、神出鬼没、ニヤニヤ垂れ目、今まで特定の彼女なし。

奈乃ちゃんは、ツンデレ、捻くれ、友哉が初恋。

羽花は複雑な顔をする。

なんで彼女つくんないの?

友哉、なんで彼女つくんないの?

岩川と付き合ってみれば?、普通に。

司が友哉に聞くが、黙っている。

え、無言?

友哉が口を開く。

「普通」って、何?

彼氏彼女の関係になるメリットは?

司と悟がポカンとしてしまう。

めちゃくちゃらしい質問。

毎日楽しい幸せお互い。

友哉がピンと来てない様子で、へぇと返し、先を歩く。

まだ遊んでおきたいのかな?

界は先を歩く友哉の背中を見ていた。

そう簡単に諦められないよね

チョコレートを買いに街に来た羽花たち。

雨が降ってきて、慌ててデパートの駆け込む。

わーーーっ、急に土砂降りだーっ。

私の未来かな?

最後に入ってきた奈乃がポツリと言う。

あっ、ほら、友チョココーナーあったよ!

どれにする?

慌てて話題を変えるあゆみ。

…私のも、もらってくれる?

奈乃の問いにあゆみとゆるは、そんなの当たり前じゃんと口をそろえて返す。

受け取るって言ってもらえるの、こんなに嬉しいんだね。

奈乃はかなり落ち込んでいるようだった。

あまりの落ち込みように、あゆみとゆるはかける言葉がみつからない。

今度は羽花が声をかける。

そう簡単に諦められないよね。

羽花だったら、どうする?

え、渡す。

即答過ぎて、呆気にとられる奈乃。

少し考えて、一応買っておこうかなとフラフラと他のチョコ売り場を見に行く。

高嶺ひどいね、奈乃ちゃんが気持ち言う前に。

しかもはっきりフるわけでもなくね。

芹奈たちが友哉の不満を上げる。

まるで逃げてるみたいと羽花が呟く。

何からとあゆみが聞く。

「いつもちょうどそこにいる人」

学校に戻ってきた羽花は友哉について、界と階段に座って話していた。

男子はみんな、甘いものが苦手。

…人による。

界は甘いものが苦手だった。

高嶺くんは?

むしろ好物。

羽花は意外だと感じた。

高嶺くんはチョコから逃げているわけじゃない……逃げているのは、きっと奈乃ちゃんの気持ちから。

黙って考えている羽花に界が口を開く。

自己開示が苦手で、オレも友哉も。

深く理解されるのが怖い。

特にネガティブなことは、あいつは抱えているものがでかすぎする。

校舎の別の場所では、友哉が一人で外を見ていた。

はいと後ろから声をかけられる。

友哉が振り向くと奈乃が頭痛薬を差し出していた。

ニヤニヤが消えてるよ、頭痛でしょ?

友哉は雨が原因で頭痛が酷かった。

奈乃から薬を受け取る。

なんでいつも私の薬待ちなの?

…さぁ、何でだろうな。

あんた、私のこと何だと思ってる?

「いつもちょうどそこにいる人」。

少しの間、奈乃は黙っていたが、分かったと言って去っていく。

奈乃がしばらく廊下を歩いていると羽花に出くわす。

目を擦りながら、奈乃は話し出す。

羽花ちゃん…ごめんね、せっかく背中押してくれたのに。

奈乃の言葉を遮って羽花が話し出す。

私は、三浦くんにとって、いつも心に隙間が空いた時に埋める人になりたい。

思いを汲み取って同じ価値で、適切な時に相応のものを渡せる人になりたい。

そんな「いつもちょうどそこにいる人」になりたい。

そしてきっとそんな人を求めている。

三浦くんも、高嶺くんも。

受け取らなくていいから来てください

奈乃と羽花が話していた頃、友哉は界と話していた。

おまえにいっこ聞きたいんだけど、このオレが彼女つくっていいと思う?

界は意外そうな顔をする。

父と家政婦の不倫を目撃し、女が作った料理が食えないほどのトラウマを抱え、唯一の理解者である三浦界への偏愛を見せつける、このオレが。

「毎日楽しい幸せお互い」?

それは普通の価値観の人間の場合だ。

オレは奈乃を傷つける。

下を向く友哉、そんな友哉に界は口を開く。

……オレもおまえに聞きたいんだけど、このオレがこうなると思ってた?

思い返せば、最初界は羽花が話しかけても邪険に扱うことが多かった。

それが今では、好きすぎて、界の方から羽花へ話しかけることも多くなった。

おまえは立ち直った、自分を信じてほしい。

いざって時は、オレらがいることも忘れないでほしい。

おまえが幸せであることを願ってる、例え雨の日でも。

少しして友哉のLINEに連絡がきていた。

話があります。

チョコレート。

受け取らなくていいから来てください。

嘘だったら許さないから

次の日、友哉は呼び出された場所に向かう。

昨日から雨が降り続けていたが、待ち合わせ場所に着いたときには止んでいた。

しばらく待っていると奈乃がやってきた。

奈乃はオシャレをしていたが、無表情で近づいてくる。

あんたのためでーす、どうぞ笑ってくださーい。

表情が無いまま、両手でピースしながら歩いてくる。

…傘は?

え、嫌い、晴れたら荷物でしかない。

友哉が少し笑う。

さすが、奈乃のそういうところが、一緒にいたい理由のひとつ。

傘を開いて奈乃を入れる。

追いかけたいと思ったのは、奈乃が初めてだよ。

突然の素直な友哉の言葉に、反応できない奈乃。

袋なんで2コあんの?

え、あ。

慌てて袋を見せる。

こっちが買ったやつで、こっちは……。

言うのを少し躊躇っているような顔だったが、意を決したように話す。

私の手作り!

あんたのことが大事な気持ちだけ入ってる!

食べて、これも薬!

箱を開けながら、真剣な表情で気持ちを伝える奈乃。

真っ直ぐ見つめる、だが友哉から返事がない。

奈乃の顔は元々赤かったのが、ますます赤くなっていく。

冗談!

直視できなくなった奈乃は逃げ出そうとする。

その時、手元の箱からチョコを友哉がつまみ上げる。

気づいた奈乃が待ってと友哉を見たときには、口に放り込んでいた。

なんで…と聞く奈乃に答える。

可愛いって、いつも本気で思ってる。

好きだよ、奈乃が。

…からかわないでよ。

好きだ、奈乃のことが、付き合ってほしい。

本気にしたって、あとで笑うんでしょ、やめてよ。

ごめん、もう傷付けない。

友哉は奈乃の頬に触れる。

申し訳なさそうな顔をしている友哉の触れた手が濡れる。

…嘘だったら許さないから。

奈乃をそっと抱きしめた。

体中、チョコの匂いがするもん

三浦くん、ハッピーバレンタイン。

ありがとう。

界は少し照れる。

羽花は大きな箱を差し出しながら、中身お煎餅と言うが、すぐに鞄の中からゴソゴソと取り出す。

と思いきや、ドーーン。

顔が隠れるほどの大きなハート型のチョコが飛び出す。

チョコには三浦界くんBIG LOVEの文字がデカデカと書かれていた。

…そうか、この子、こういう子だったと界は思う。

三浦くんのこと考えてたらこうなった。

持って帰るよ、見せたかっただけ。

鞄にしまう羽花。

作ったの?

うん、出来たて。

界は羽花を抱き寄せ、髪に顔を近づける。

体中、チョコの匂いがするもん。

ほんと…と羽花が界を見ようとすると近い位置に顔があった。

そのまま二人はキスをする。

甘いと界が言う。

羽花が笑顔になり、界も笑う。

空には虹がかかっていた。

 

ハニーレモンソーダ115話ネタバレ最新話考察!

何も言わず去っていき、友哉が学校に来なくなってしまった114話。

無事に帰ってきて、界との友情も戻りそう。

しかし、進学に影響はないのかと気になることもある。

今後の展開がどうなるか、考察していきます。

ハニーレモンソーダ115話ネタバレ最新話考察、父参戦!友哉の進学はどうなる!?

113話の冒頭では、病院送りになったことがわかった八美津の先輩たち。

被害届が出され、傷害事件になれば友哉の進学が危うい。

しかし、先に手を出したのは先輩たちである。

正当防衛で前科はつかないのではないか。

過剰な防衛の件はどうなるのか気になるが、今回弁護士の友哉の父も味方についている。

そもそも出したが受理されたとは言っていないので、示談交渉で済むのでは?

父と和解し、同窓生推薦で父親と同じところに進学する可能性もある。

そもそも八美津の先輩とは?

ほとんどの方が分かったであろう八美津の先輩。

これは誰なのか。

彼らは、ハニレモの1話であんま調子乗んなよと界に絡んできた先輩たちだと思われる。

絡んできた彼らに界は無言でレモンソーダを振り、ぶっかけようとしたが避けられる。

避けたせいで偶然後ろにいた羽花にかかってしまった。

彼らの再登場を予想できた人はほとんどいなかったのではと思う。

最近まで放送していたアニメの影響だったかもしれない。

 

ハニーレモンソーダ115話ネタバレ最新話考察、この世で一番好きなのは界

界の理解者であり、良き友人であるはずの友哉。

友哉の右耳には一つのみピアスがされている。

このことから同性愛者なのか、界が好きなのではという憶測が、実は以前から出ていた。

同性愛者かどうかは分からないけれど、112話で界が好きと発言。

界のことが大切であると考えているのは間違いない。

友哉は女性不信

友哉の父は幾人もの家政婦と関係を持っていた。

小学生のころから父親に媚びを売る女性を見てきたせいで、女性を好きになれないのかもしれない。

界が好きというのは、界しか信じられない、救ってくれたから大切にしたいというだけで、恋愛対象という意味ではないようにも思う。

友哉は界の理解者ではあるけど、とらわれすぎているのかもしれない。

界のように自分を救ってくれる、考えを変えてくれる女の子が現れれば、界離れができて、本当の意味で羽花と界の仲を応援できるようになるのではないか。

考えを変えてくれるような女の子…奈乃だろうか。

 

ハニーレモンソーダ115話ネタバレ最新話考察、奈乃とつきあう?

友哉にとって、奈乃は取り繕って遊ぶ女子と違い、自然体で一緒にいてくれる。

一番距離が近く、芹奈たちの言うように付き合えそうではある。

でも、付き合わないと友哉は断言している。

何かきっかけさえあれ…とも思うけど、女性と付き合わない強い理由がありそうなので、そこが解決しないと難しいのかもしれない。

わざわざ強い思いをぶつけに北海道まで行った奈乃。

この奈乃の姿を見て、友哉の中で想いに変化があったかもしれない。

115話で進展があり、二人がくっつくといいですね。

 

まとめ

『ハニーレモンソーダ』の115話のネタバレ、最新話の考察、確定内容をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか!?

今まで謎だった友哉の過去が深堀されてきましたね!

界の身体を張って庇った(大元の原因は界自身だが)ことでわだかまりが解けるかと思いきや、まだまだ友哉の心に届いてなさそう。

113話の最新話では、傷害事件になってしまうか、気になるところだったけど、弁護士の父の参戦で何とかなりそう。

というより、被害届出したのに詫び入れろって、加害者を脅しに行くのはダメじゃなかろうか。

被害届が受理されないか、父によって取り下げて前科もつかずで終わりそうですね。

次回に話はどうなるのか、今回の話で奈乃との仲が進展するのか!?

『ハニーレモンソーダ』のこの先の展開に期待ですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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