ヤングジャンプにて連載中のキングダムの最終回をネタバレありで予想!
キングダムは紀元前3世紀頃の群雄割拠の時代を舞台にした漫画です。
その圧倒的な世界観、緻密な群像劇、迫力のあるヴィジュアルで老若男女の一般読者層以外に、その道の研究者にも高く評価されています。
様々なメディアミックスで展開され、原作の漫画は累計発行部数1億部を突破するなど漫画史に残る傑作と言えるでしょう。
そんな比類なきキングダムの最終回がどんな内容か、気になる人は多いと思います。
そうした方々に向けて、最終回の内容を本編のネタバレありで紹介します。
この記事では、
- キングダム最終回を予想!
- メインキャラクターたちの最期は○○!
といった内容になっています。
是非最後までお楽しみください。
Contents
キングダム漫画最終回をネタバレ予想!
キングダム73巻ゲット。話の内容がずっと重くて読み終わる頃はドッと疲れが…。 pic.twitter.com/Nyex1Z0jDK
— mariru (@mariru0502) September 23, 2024
漫画「キングダム」はどんな最終回を迎えるのか。
キングダムはフィクション色の強い歴史大河漫画ですが、基本的に史実がベースなので、最終回は大方予想出来ますね。
キングダムには2人の主人公がいます。
1人は信で、もう1人は政です。
この物語は信の激戦が多いですが、そのゴールは政の大望を叶えること。
最終的には政にスポットライトが当たるはずです。
キングダムは暴虐の王と言われることの多い始皇帝をポジティブに捉え、新しい解釈にチャレンジしています。
史実を踏まえていても、やはりどんな最終回になるか予想しづらいです。
キングダムの時代は本当に激動の時代で、正直どこで区切りを付けても面白くなる気がします。
いろんな予想がありどんな最終回か楽しみですね。
ここからはネタバレになりますのでご注意ください。
キングダムの最終回予想①信が大将軍になるまで
最初の予想として、キングダムの最終回は主人公・信の目標である大将軍の位に上り詰めるところまでになります。
信の大将軍昇格はキングダム1話でその凜々しい雄姿と共に示唆されており、この展開は確定で描かれるでしょう。
信の大将軍になる夢は先立った親友の漂から託された悲願です。
最終回は龐煖との激闘以上の熾烈な死闘が展開されることでしょう。
結果、信は辛くも勝利を掴み取り大戦の英雄となり、その時の功績で大将軍に昇格します。
その後、信と政が中華統一に向けて更なる活躍をすると示唆しつつ最終回を迎えると思います。
つまりこの予想だと信は天下の大将軍になり、中華統一は描かれずその後の活躍は読者の想像に任せる形の終わり方です。
キングダムの最終回予想②政が中華統一を達成するまで
2番目にキングダムの最終回予想は、政が六国を滅ぼし中華統一を果たすところで最終回となります。
原先生は以前、インタビューにて「中華統一までは描きたい」と仰っていました。
今の先生の構想が変わっていなければ、おそらく政が中華統一を成し遂げる場面が描かれることでしょう。
信も大将軍として活躍し中華統一に貢献するはずです。
この時、信がどの時点で大将軍になったのかも気になりますね。
史実から推測すると信が大将軍に昇格したのは紀元前225年くらいでしょうか。
この頃、政は燕の太子・丹から差し向けられた刺客によって危うく暗殺される事件が起こりました。
この出来事に激怒した政は李信と王翦を燕の攻略に向かわせました。
李信が逃げる燕王と丹を追撃し、観念した燕王は丹の首を献上しました。
その後、李信は蒙湉と共に20万の兵を率いて楚へ侵攻しました。
その侵攻戦は散々な結果に終わりましたが、丹を討った功績と20万の兵を率いた事実から考えると、この頃には信が大将軍になっていてもおかしくありません。
大成長した信が仲間と共に最後の国まで滅ぼし、晴れて大望を達成するでしょう。
キングダムの最終回予想③信が結婚する
3つ目の最終回予想は、信が結婚して終わる展開です。
結婚し子を成した信とその奥さんが一緒に秦の行く末を見守る感じの最終回です。
史実では信が誰と結婚したかは不明ですが、彼の子孫とされる人物が何人も存在しています。
漢王朝時代には李信の子・李超が大将軍として活躍し、また李信の玄孫に当たる李広も飛将軍と呼ばれ活躍しました。
信が子どもを残していた事実からも分かるように、彼が結婚することは確実です。
さらに作者も信のパートナーになる女性は概ね固まっているとコメントしていました。
キングダムで信と結婚する有力キャラは羌瘣と河了貂になります。
信と彼女らが結婚する展開を予想してみました。
羌瘣と結婚
羌瘣は蚩尤(しゆう)一族出身で、信とはこれまで何度も戦場で肩を並べ、時には彼の命を救った女傑剣士です。
「信の子どもを産む」といった発言や信から本気でプロポーズされるなど、結婚相手として最有力候補と言えます。
但し、羌瘣自身は戦いに身を投じる覚悟を持っており、全ての戦いに勝利するまで子どもを作らないと思います。
河了貂と結婚
河了貂は、信と政が出会った頃から一緒にいた最古参キャラです。
現在は飛信隊の軍師として活躍し、隊のまとめ役みたいな感じになっています。
しかし信との浮ついた話が今のところ殆どなく、河了貂が信をどの程度意識してるのかもよく分かっておりません。
嫌な話をすると、河了貂が信と結ばれる展開があるなら、それは羌瘣が命を落とす時だと思います。
結婚相手の最有力候補である羌瘣が戦死した場合、傷心した信に河了貂が寄り添うような展開になるでしょう。
もちろん河了貂と結婚するにしてもそういうやり方以外の良い方法を選んでほしいですね。
キングダムの最終回予想④秦の滅亡
4つ目の最終回予想は、中華統一を果たした秦が衰退していく様子を、信たちが見届けて終わる展開です。
史実では、秦は紀元前221年に中華統一を果たすが、秦の世は僅か15年しか続かず紀元前206年に終焉を迎えました。
秦が短命で終わった理由は圧政が厳しかったり、政の没後、宦官が政治権力を握るなど内政が荒れまくったせいです。
六国統一に関わった将軍は処刑されてしまい弱体化します。
そこを攻められ秦は滅亡していきます。
作者はキングダムの最終回において、信と政が武力統一の果てに得た恩恵と喪失を目の当たりにするでしょう、とコメントしていました。
作者のコメントを踏まえると、中華統一後のエピソードも描かれる可能性が高いです。
あんなに頑張って来た信や政に秦の崩壊を見せ付けるとは、残酷な感じがしますね。
平和は武力だけで勝ち得ないメッセージが込められていそうですね。
キングダムの最終回予想⑤平和な時代の漢
5つ目の最終回予想は秦の中華統一と滅亡を経て、平穏な時代となった漢王朝の様子を描いた最終回になります。
キングダムの政は国同士がいがみ合い、民が死ぬような時代を終わらせ、平和な時代を築くことを目指していました。
ところがその理想は彼らの時代には実現できません。
その志は秦滅亡後に興った漢王朝にて実現されるはずです。
漢の世は400年続き、平穏な時代が比較的長く維持されました。
漢時代には信の子孫が活躍しており、キングダムのキャラたちが望んだ平和を子孫たちが享受している様子が描かれて終わるのかもしれません。
漫画キングダムは○○年に完結する?
キングダムの最終回はいつ頃描かれるのかを予想してみます。
最初に結論から言いますと、キングダムの最終回は2031~35年までに連載されると思います。
秦は自国以外の六国を滅ぼす必要があり、現時点でまだ一国も落とせていません。
キングダムの各章の連載ペースは現実換算でおおよそ1.2年くらいです。
1章で一国の攻略をコンパクトに描いても、6~7年は掛かると思います。
そこにオリジナルストーリーを加味すると、最終回までは10年近く掛かりそうです。
50歳で無理なら、60歳を目途に完結させると思います。
作者が60歳になるのは2035年で、先ほどの2031~35年に最終回が描かれるという予想とも重なるでしょう。
しかし作者の年齢と健康状態を考慮すると、正直無理のないペースで連載を続けてほしいなと思います。
無理して途中で倒れてしまい続きが書けないなんて、ファンとしても心苦しいですからね。
キングダム信や政の最期をネタバレ予想!
とある出来事を受け入れたくなくて、その巻を読みたくなくてずっと時が止まってたけど…
ここ最近キングダムの話する機会が増えたから意を決してようやく読み始めて、本日ようやっと単行本読破!!
……が、そしたらまたショッキングなことが起こってしまってまた泣いた。
とてもつらい。もうやだ😭www pic.twitter.com/BhFgnNey3g— なつこ🐯🦌🩷🩵 (@natsuco_horanhe) September 23, 2024
史実をベースにしているキングダムは紀元前221年に中華統一を果たすだろうと予想しています。
では、キングダムのそんな長い目標を達成する中で作中のメインキャラたちは最期どうなってしまうのか。
史実における彼らの最期を調べてみましたので紹介します。
信の最期
最初に結論から言いますと、史実での信の最期については詳しいことが分かっていません。
信は楚→燕→斉の攻略戦で名を残しましたが、その後の行方は判然としていないそうです。
しかし、そのおかげでキングダムの作者にとって信はとても動かしやすいキャラクターとなりました。
信の最期の描写は作者の技量が試される重要な場面ですね。
果たして、信はどの様に余生を過ごしたのでしょう。
奥さんや子どもがいて、かつての仲間たちと平和に生きていてほしいものです。
最悪、戦死や統一後の宮廷の血みどろな政争に巻き込まれる可能性がありますね。
政の最期
政は紀元前221年に天下統一を実現させ、始皇帝を名乗りました。
その後、紀元前210年に病死。
その死因は、一説では致死量の水銀を服用した中毒死だとも言われています。
晩年の政は死への恐れから、不老不死の仙薬を求めました。
仙薬を探すために自ら探しに赴いたり、時には怪しい商人から仙薬を買ったとされています。
また政は中華統一後、改革的な政治を行った一方、国民に圧政を敷くなど横暴な政治が目立つようになりました。
そのせいで恨みを買い、騙されて水銀を飲まされたのではと言われています。
キングダムの政からは想像できない有り様ですが、その辺りも作者の独特な解釈で定説の始皇帝とは異なる姿が描写されるかもしれませんね。
王賁の最期
結論から言いますと、王賁がどんな最期を迎えたかは分かっておりません。
但し、王賁が死亡した時期は何となく判明しているようです。
王賁は斉を併合した後、信と同様に消息を絶っています。
そして『史記』の記述では紀元前210年、秦の二世皇帝(胡亥)が王位に即位した際、王賁と父の王翦は既にこの世にはいないとあります。
つまり王賁は斉攻略(紀元前221年)~二代目皇帝の即位(紀元前210年)の間に死亡したようです。
知と武を兼ねた超優秀な王賁がサラッとフェードアウトするとは考えにくいですよね。
空白の10年の間に王翦も死んでるのが気になります。
もしかしたらキングダムでは、この親子にあった確執の決着をオリジナルストーリーとして見られるかもしれませんね。
蒙恬の最期
蒙湉は政が亡くなった後の権力闘争に巻き込まれる形で死亡しました。
蒙湉は斉攻略後も政から厚い信頼を寄せられ、北方民族である匈奴の侵略から秦を防衛する役目を担っていました。
この時、防衛策として北の地に幾つもの長大で堅牢な城塞を築き、これらが後の万里の長城となっていきます。
政の没後、蒙湉は宦官の超高と李斯の陰謀により政の長子・扶蘇 (ふそ)と弟・蒙毅と共々謀殺されました。
キングダムでも圧倒的な知略と爽やかなイケメンさで大活躍している蒙湉が、こんな最期を迎えるなんて、本当に残念ですね。
まとめ
キングダム観てきた。
結末を知っているから、終わらないでほしくてなかなか足が運べなくてやっと…!王騎将軍が本当に王騎将軍そのもの。
魂と言うか命を感じた。
語彙力が足りないけど、とにかく演技の域を越えててうち震える😭スクリーンで観れて良かった。 pic.twitter.com/mxSGWKES9P
— まなお 🐷㌧ (@manaochaso) September 23, 2024
漫画「キングダム」の最終回がどんな内容か予想してみましたので、ネタバレありで紹介しました。
最終回の内容には幾つかのパターンがあるみたいです。
調べてみる前までは、絶対にハッピーエンドを迎えるだろうと予想!……していたのですが、どうやらそうシンプルな終わり方はしないのかなと思いました。
キングダムは史実にある激動の時代をベースとした漫画です。
国々を滅ぼして回ることは並大抵の行為ではありません。
ネタバレになるので多くは言いませんが、最終的に秦も大きなツケを払うことになります。
キングダムは大迫力な戦闘が楽しめる他に、濃密なヒューマンドラマも醍醐味です。
最終回まで生き残ったキャラたちが最後に何を想うのか気になりますね。
早く読んでみたいところですが、一体何年後になることでしょうか(笑)。
キングダムの最終回をネタバレで予想!はいかがだったでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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