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肉蝮伝説最終回ネタバレ！各ラストや死んだキャラを紹介！

マンガ
2023.12.31
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やわらかスピリッツで絶賛連載中の『肉蝮伝説』が2023年12月27日に最新刊の19巻が発売されます。

まだ5巻分先ですが、本家のウシジマくんの半分の巻数に到達しそうです。

本編より外伝の方が短いことが多く、『肉蝮伝説』もウシジマくんより長くならず、実はそろそろ最終回が近いかもしれません。

最終回が近いならいつになるのか、ラストに死ぬキャラはいるのか、ファンはとても気になりますよね。

今までの死んだキャラからネタバレや考察がネットやSNS上であげられているかもしれません。

この記事では、肉蝮伝説の最終回のネタバレやおさらいとして、各ラストや死んだキャラを紹介していきます。

 

肉蝮伝説最終回ネタバレ！

肉蝮伝説がついに完結！

………ではないです。

『肉蝮伝説』と最終回や完結のキーワードで検索すると肉蝮伝説完結の文字が出てきますが、伊太地編が完結することや本編の『闇金ウシジマくん』が完結したことでした。

最終回はもっと先になりそうなので、肉蝮の凶悪だけど、どこか爽快な活躍はまだまだ見れそうですね

最終回はまだですが、『肉蝮伝説』は時系列がハッキリしていない為、ウシジマと出会う前の話とも考えられます。

『闇金ウシジマくん』と『肉蝮伝説』の肉蝮は性格が少し違っていて（作者が違うので当然かもしれないですね）、もしかしたら別ものとして描いていて、本編と繋がらないかもしれません。

もし繋がるなら、最終回はウシジマ登場して物語が終わる！なんて可能性もあるかもしれませんね。

せっかくなので、ウシジマ
と出会うあたりを振り返ってみましょう！

肉蝮の初登場

『闇金ウシジマくん』の4巻、ギャル汚くん編で初登場しています。

ギャル汚くんはイベサーの代表であるジュンがメインの物語になります。

唐突に「愛人に手を出した」という理由で、ジュンの仲間のナオヤを監禁して拷問にかけ、電話で慰謝料100万円を要求してきます。

ジュンから金を受け取ると約束通りにナオヤを解放するが、今度はジュンの自宅と実家をつきとめて、彼の家族を人質に恐喝し、さらにイベントの売上金を要求します。

しかしジュンはイベント運営のためにウシジマからも借金をしていたので、取り立てられる中で肉蝮とウシジマは出会います。

肉蝮とは？

肉蝮は筋骨隆々の大男で、目は黒目、歯はギザギザでチンパンジーにどこか似ている顔をしています。

フライトジャケットに並々ならぬ愛着を持ち、外出するときは夏場でも構わず、いつも着ています。

必ずフライトジャケットのフードも被っており、せっかく金髪に染めたにもかかわらず、フードを被って頭部を見せません。

身体能力は常人レベルを超えており、片手の小指だけで逆立ちしたり、公園にある遊具の柵を素手で引っこ抜くなど異常な身体能力を備えています。

気まぐれで常識が通じず、本能のまま行動する為、地元で100人斬りの強姦魔の通り名がついていたり、身体能力の高さから喧嘩も強く、嬉々として拷問するなど純粋な凶悪さを持つ人物です。

 

肉蝮伝説各ラストや死んだキャラを紹介！

『肉蝮伝説』では肉蝮にも負けない狡猾で邪悪なキャラや身体能力の高いキャラが登場します。

ここでは各ラストや死んだキャラを紹介していきます。

 

毘婆編のはじまりとおわり

服役中の肉蝮は、田瓶の耳をひきちぎり、取り巻きとともにたたきのめしていました。

出所後に田瓶の報復として、伐田達に捕まりそうになりますが、全員撃退します。

その時に伐田と一緒にいた有麻の車へ乗り込み、ある男に復讐するために新宿まで運転させます。

ある男とは山嵐組若頭の毘婆であり、半殺しにされ、服役するきっかけになった男です。

因縁の毘婆を意外な視点からみつけ、復讐を果たすための殺し合いが始まります。

一度の激戦では決着がつかず、翌日に再戦、死闘の末、毘婆にとどめを刺しました。

 

毘婆編の死亡キャラ

毘婆編で明確に死亡したキャラは、キーパーソンであり、ラスボスである毘婆だけになります。

 

毘婆

毘婆は、株の売買で莫大な資産を得た経済ヤクザで、自分の意のままに他人をコントロールすることを娯楽としている人物です。

現在の外伝の中でも一、二を争う強さを持ち、肉蝮を一度半殺しにしています。

最初は肉蝮も利用しようとしていましたが、逆に居場所を突き止められるきっかけになってしまいます。

肉蝮以上の格闘能力と判断力で圧倒するが、ついに肉蝮の頭をナイフで貫きました。

しかし、貫いたのはフード部分だけで、頭部から外れており、首へ噛みつかれてしまいます。

致命傷を負っても立ち向かいますが、肉蝮がドロップキックで屋外へ蹴り飛ばし、落ちた先にあった鉄パイプに突き刺さり絶命します。

 

イベサー編のはじまりとおわり

肉蝮は、大学のテニスサークル幹部たちに恋人の
ミホを輪姦され、相応の報いを与えたいと山下から依頼されます。

幹部を次々と襲撃し、致命傷を与えていきますが、毎回最後は同じ幹部の木村に横取りされてしまいます。

木村は殺人の衝動を抑えられない裏の顔があり、復讐される前から、幹部達の命を狙っていました。

そして、サマーフェスティバルで休館中の図書館で、残りの幹部達と戦います。

木村以外全員撃破しますが、手製の爆弾のトラップで吹き飛ばされてしまいます。

しかし、吹き飛ばされたかのように見えて、実はトラップに引っかからず、肉蝮は生き延びていました。

爆炎の中、かごめかごめの替え歌を歌いながら、折れた大時計の短針と長針を構えて姿を現します。

大時計の針などを盾にしながら、銃撃を防ぎ、木村を追い詰めていきます。

木村は、狙撃に最適な渡り廊下に逃げ込み待ち構えますが、予想外の攻撃を受けて倒されます。

その後、残りの報酬を渡して、あなたのことは誰にも喋っていない、今後も話さない、だから自分と会うのはこれっきりにしてほしいと肉蝮に伝えます。

一度は憤慨するも「これっきりとつれねぇこというな」と言い、最終的に「またぶっ殺してぇ奴がいたら連絡をよこせ」と言い残し、立ち去っていきました。

 

イベサー編の死亡キャラ

テニスサークルの八人が死亡しています。

・広報担当の木村
・部長の竜崎
・副部長の藤原
・ファッションリーダー岡田
・会計係兼マネージャーの吉沢夏美
・用心棒の金子
・剣道有段者の佐々木
・木村の恋人の清水

彼らはどんな復讐を受けるのか…、順に見ていきましょう。

 

木村

テニスサークル広報担当、イケメンで成績優秀、人望の厚い完璧超人です。

しかし、人を殺さずにはいられない衝動を持っており、周囲にバレずに完璧な計画で幹部メンバーを殺したいと密かに考えていました。

大学内の渡り廊下まで追い詰められ、正面からくると考えていた肉蝮が、驚異的なジャンプ力で渡り廊下の側面から飛び込み、大時計の針で頭に一撃を加えます。

木村は、出会ったことのない大勢が…俺に殺されるのを待っているんだと自分勝手な命乞いをします。

肉蝮は聞き入れず、口に大時計の針を押し込み、百舌の早贄のように後頭部まで貫いて、殺害しました。

肉蝮に理詰めで対抗しましたが、予想外な動きで致命傷を与えることもできずに敗北します。

木村には驚くべき事実を隠しており、失踪した人物の戸籍を使っていた出自不明のシリアルキラーだったのです。

本当は何者だったのか、死体や金品は肉蝮が持ち去ってしまったので、正体は謎のままになっています。

 

藤原

テニスサークルの副部長、御曹司であることを鼻にかけ、自意識の高い人物です。

肉蝮に自分のラケットでぶん殴られ負傷し、車で引き殺そうとするもさらに反撃され、ボロボロになりながら車で逃走します。

かけつけた木村に助けを求めますが、フロントガラスの破片で首を切られます。

木村を信頼していた藤原は、下の名前すら覚えられていないぐらいなんとも思っていなかったことに絶望し、死んでいきます。

 

岡田

秀でたファッションセンスを持つが、ダサいものは生きる資格がないと傲慢な性格をしています。

ファッションショーの会場で、肉蝮に全身を火をつけられて、瀕死の重傷を負わされます。

かけつけた木村が、特殊メイクだと警備員やスタッフの人たちを誤魔化し、会場を抜け出します。

館内放送で一連の騒ぎはドッキリであると発言し、岡田そっくりな声真似もすることで全員が信じ切って、警察沙汰にはなりませんでした。

最後は人気のない駐車場の車の中に連れ込まれ、笑みを浮かべた顔で絞殺されてしまいます。

 

吉沢夏美

女子部員をまとめる存在で、テニスサークルの会計係兼マネージャーをしています。

輪姦事件に直接は関わっていませんが、泣き寝入りを促し、事件が露見しないように働きかけました。

肉蝮と山下に拉致されたときには、ミホに泣き寝入りを勧めたことはしていないとシラを切ります。

シラを切り続ける夏美に鋏を開いた状態で鼻に突っ込み、鼻を切り落そうとします。

焦った夏美は、山下より金を出すと言いだし、肉蝮が今度は山下を拘束します。

肉蝮を雇うことに成功したと思ったが、肉蝮が雇い主は二人もいらねぇ、投げた物を取り合い、負けた方は殺すと宣言します。

夏美優勢のまま三回戦目、高得点のパーマコテを夏美がキャッチするも、高熱状態だったため、落としてしまいます。

地面に落ちる前に、山下がやけどを負いながらもキャッチし、逆転勝利します。

恐怖に耐えられずに逃げ出すが、転がっていたモップに足を絡ませ、建物の屋上から転落してしまいます。

かろうじて生きていましたが、かけつけた木村に転落死と見せかけて、殺害しています。

 

金子

優勝経験もある自分の空手にかなりの自信を持ち、用心棒役をしています。

夏美の死体を発見後、竜崎の部下と別行動で肉蝮を探していると本人と遭遇、戦闘になります。

攻撃が効かず、何発も叩き込むつもりで殴りかかりますが、拳と拳がぶつかり、一瞬相殺されたかのように見えましたが、拳を砕かれてしまいます。

前かがみになったところを側頭部への蹴りが入りダウン、あおむけに倒れたところで股間を踏み潰され敗北します。

木村に肩を貸してもらい、安堵した直後に歩道橋から放り投げられ、トラックに轢かれて死亡してしまいました。

 

竜崎

部長であり、半グレ集団の史威砲主（シーホース）のリーダーでもあります。

サマーフェス当日、計画通り図書館で射殺するために待ち伏せします。

佐々木と交戦中の肉蝮の死角から、散弾銃で射殺しようと引き金を引く瞬間、山下に妨害されて弾が外れてしまいます。

視線を戻したときには肉蝮が目の前から消えており、本棚をなぎ倒してつくった死角から飛び出してきて、ポリッシャーで頭を殴られます。

さらに振りかぶったときに、背後から斬られ、斬りつけた佐々木を追うために肉蝮は山下にとどめを譲ります。

去った後、命を奪うことに躊躇した隙をつき、竜崎が体当たりをします。

トドメを刺そうとした瞬間、玄葉がリベンジに飛び蹴りを入れ、ナイフで刺そうとするも、ナイフごと拳をつかみ、叩き伏せます。

叩き伏せた直後、散弾銃を構えた木村に背後をとられており、振り向いた時には側頭部を撃ち抜かれて死亡してしまいます。

 

佐々木

昔竜崎に助けられてから恩人であり大切な友人だと思っています。

サマーフェス当日の図書館で、肉蝮と日本刀で再戦します。

戦いの舞台を日本史演劇会の池田屋事件モチーフの旅館のセットに移し、佐々木は沖田総司のような三段突きで肉蝮の体勢を崩し、倒れたところに剣を突き立てようと飛び掛かります。

しかし、脱ぎ捨てられたフライトジャケットに視界を奪われ、避けられます。

背後からセットの階段の手すりを力任せに引き抜き、巨大な階段の手すりを振り下ろしてきますが、佐々木は受け止めきれず、左肩に強烈な一撃を受けます。

肩の痛みで怯んだ隙に、さらに肉蝮が横なぎの一撃を胴体に叩き込み、動けなくなりました。

その後、とどめを刺しに来た木村と対峙し、外した瞬間切り殺してやると反撃する姿勢を見せます。

しかし、運んできた竜崎の死体を見せられ、恩人の死に動揺し、刀を落としてしまいます。

無防備になったところを絶望の顔に満足した木村に撃ち殺されてしまいます。

 

清水

清水はサマーフェスティバル中、木村に連れられて、炎上している日本史演劇会の演劇の会場に負傷した佐々木の前に現れます。

そこで木村は佐々木を射殺し、奪った刀でマイム君を斬りつけ、最後は君だと視線を向けます。

木村の本性を知り、連絡しようと携帯を出しますが、持った右手首ごと切断されます。

可愛くて、お金持ちの自分がなぜ殺されなければならないのよと泣き叫びますが、刀で心臓を貫いて刺殺されます。

清水の死体は、竜崎や佐々木とともに炎上する舞台のセットの中に放置されました。

 

シュガーキティ編のはじまりとおわり

殺人事件にて愛する娘を失った刑事・漆原はその時以来、個人的に真犯人を追い続けていました。

とある暴行事件を担当した際、その被疑者を確保した先で久絵の隠れアジトにたどり着きます。

そしてそこで見つけたのは、非合法デートクラブ「シュガーキティ」の顧客名簿、そこから真犯人の情報に近づくことができそうだと考えます。

しかし、名簿を狙うチンピラたちに暴行され、捕まってしまいましたが、そこへ登場したのが肉蝮でした。

肉蝮も久絵の隠し財産を求め乱入してきたのです。

もしかして、そいつを味方につけることができれば、その力を利用することができれば……そして漆原は見事、それを叶えます。

その後はVIP会員達を次々と倒していき、事件の情報を得ようとしますが、核心に迫るほどではありませんでした。

情報が得られないまま、またしても名簿を狙うチンピラたちに出会います。

彼らのリーダー、阿武に二人を連れてくるよう命じられ、二人はついていきます。

殺人事件の真犯人は死化粧師…エンメイ、その捜査を手伝ってやるとリーダーは提案してきます。

ただし、クラブの名簿、それから二人が先にゆすりで得た大金を渡すという交換条件をつけてきます。

金銭の受け渡しは肉蝮が納得しませんでしたが、名簿は無事解決すれば譲ってもいいと考え、名簿を交換条件に手を組むことを決めます。

阿武の紹介してきた医者得た情報で、死化粧師・梟堂を張っていると、そいつはなんと、元妻の久美子を連れていました。

漆原の部下・宮田が潜入して監視していましたが、見失ってしまいます。

見失った直後、梟堂からの突然の着信が入り、元妻の命を選ぶか？顧客名簿を選ぶか？と、二択のうちどちらかひとつを選ばされます。

やむを得ず名簿を隠していた場所を伝えてしまいました。

その日の夜、漆原の信頼していた課長が殺され、副署長の陶坂の裏の顔や、手を組んだ阿武も裏切っていた事を知り、絶望します。

陶坂は漆原に対し、消すのは惜しい俺に服従しろと言われ、漆原は1日だけ考える期間が欲しいと告げます。

漆原は外道に屈することを拒み、命を懸けて事件を解決させることを決意します。

阿武の手先たちの監視をくぐりぬけ、デートクラブのナンバーワンの瀬川蛍を張り込み、梟堂につかまりそうになったところを救出します。

しかし、車で逃走していたところに車をぶつけられ、阿武の部下たちに絶体絶命のピンチに追いやられます。

間一髪のところで肉蝮が現れ、そいつらを撃退したのち、後から参戦した阿武も倒します。

協力を同意した阿武をかつぐと、彼と陶坂のもとへと行きますが、そこで陶坂と戦闘なり、ピンチに追いこまれてしまいます。

しかし、肉蝮と、阿武の部下であるハンザキが現れ、二人で殴り飛ばします。

漆原は大きなけがを負い気絶しており、その横で肉蝮とハンザキ、二人の戦いにも決着をつけるのでした。

その後、梟堂が回収した金を渡しに像の前に来ましたが、受け取るはずの陶坂は死んでいました。

梟堂は、漆原を殺そうとしたところを、戻ってきた肉蝮に絞め殺されたため、無事事件は解決となります。

そして後日、真犯人のことを何か知っていたことを漆原は感づいていて、宮田を問い詰めます。

全てを告白した宮田に、「娘はお前の責任ではない」と告げ、その場を立ち去ります。

娘の墓参りの際には、久美子とも再開し、娘の死後、漆原は初めて涙を流すことができたのでした。

 

シュガーキティ編の死亡キャラ

多くの死人が出ていますが、名のある人物で死んでいるのは、以下の5人になります。

・上野町を縄張りにしている半グレのヘッド、阿武
・警察署の課長と副署長の陶坂
・漆原の娘を含め、多くの女子高生を殺した殺人鬼、梟堂樹
・シュガーキティの経営者、九絵春彦

ここからは主要人物の４人を紹介していきます。

 

阿武

肉蝮に車で体当たりをしようとしたところに、正面からマンホールの蓋を投げられ、フロントガラスを突き破り運転座席に突き刺さります。

蓋を避ける際にハンドルから手を放し、車はガードレールに衝突します。

車から出てきて、手持ちのボールペンで目の前の肉蝮に突き刺そうとするが、側頭部を殴られ、頭を砕かれます。

後から来た漆原に、奴らを捕まえるために手を貸せと言われ、最初は拒みますが、最終的に利害が一致し、西郷隆盛像の前へ向かいます。

像の前に着くなり阿武はナイフで襲いかかるが、銃で胸を撃たれ、死んでしまいます。

 

陶坂

捕まえようとする漆原を返り討ちにし、銃を向けた直後にハンザキと肉蝮が現れます。

現場を見られてしまい、二人を殺そうとしますが、邪魔されてしまいます。

邪魔をする漆原に銃弾を2発打ち込み、再度二人を射殺しようと視線を向けたとき、ハンザキがなげた斧が肩を直撃し、肉蝮からゴミ箱(ゴミステーション)を投げつけられ、前のめりに倒れそうになります。

すぐに上体を起こし、撃ち殺そうとしますが全て外れてしまい、二人から同時に殴られ、天高く吹っ飛びます。

落下先には西郷隆盛像があり、像の頭部に背中を強く打ち付けて死亡します。

 

梟堂樹

事務所から金を集めて西郷隆盛像の前へ向かったが、着いた時には陶坂は死亡していました。

死体を見て、「つまらない死に方をしたな、もっと上へいく男だと思っていたよ」とつぶやき、立ち去る前に傍で気を失っていた漆原を殺そうとします。

そのとき、「そのバッグの金が阿武の金なら俺の金で間違いねぇな⁉」と背後から肉蝮に声をかけられます。

背後を振り向きますが、さらに肉蝮に背後をとられ、ロープで首をへし折られ死亡します。

 

九絵春彦

強引な金の取り立てに我慢がならず、瀬川蛍と一緒に海外逃亡を計画します。

ホテルでこの国を一緒に出ようと蛍は説得をうけますが、背後から突然現れた梟堂に殺されてしまいます。

世間では女子高生を監禁し、首吊り自殺したと公表されました。

 

レア心教編

小学5年生の絵奈は、早くに母を亡くし父と姉の三人暮らしをしていました。

平穏な生活を送っていましたが、ジャーナリストの父がテレビで宗教を批判したのをきっかけに、夜中に信者達が家に侵入してきて、父を絞殺、姉も攫われてしまいます。

逃がしてくれた姉に警察に行くように言われ、一人交番に向かっている最中、バス停で考え込んでいると肉蝮が現れます。

助けを求めますが、「俺の力が欲しいのか、いいぞぉ、百万円払うならな！」と言われ、条件を受け入れて追っ手を撃退、姉救出のために一緒に行動することになります。

警察内にも信者がいることがわかり、どうにかしないと姉を助けられないと叫ぶ絵奈に、肉蝮はぶっ潰してほしいんだな？と問いかけ、思わずはいと返事をしてしまいます。

肉蝮たちは最高幹部「七印」のカイチ、ホウオウを次々倒し、姉の居場所を探していきます。

三番目にキュウビを襲撃しますが、キリンやランから妨害され、激戦の末伊太地に窓の外まで蹴り飛ばされてしまいます。

ランを味方につけて絵奈は姉の奪還へ、肉蝮も貯め込んだ金を目当てに、教祖の誕生祭の日に手薄になった本部ビルへ突入します。

ビル内ではクーデターが起こり、教祖と息子のそれぞれに属している信者同士の争いが起こっていました。

争いの中、姉を助けた絵奈は脱出に成功しますが、肉蝮は致命傷を受けて倒されてしまいます。

教祖とその息子、多くの信者の死者を出し、本部ビルは大炎上、レア心教の破滅が始まります。

キリンの介抱によって回復した肉蝮は大阪に向かい、やられっぱなしの借りを返すために伊太地たちと決着をつけます。

壊滅後は、絵奈はランから渡された金で約束の百万円を払いました。

肉蝮はまたぶっ殺してぇ奴がいたら連絡をよこせと言い残し去っていき、姉のもとに帰る絵奈でした。

 

レア心教編で死亡したキャラ

長編ということもあり、多数のキャラが死んでいます。

・犬方組の四代目組長、幹部(傘下の組長)、伊太地、飯綱、薬利、貂、川獺、猟虎
・平組若頭
・レア心教の天木允人、天木光輝、キュウビ、キリン、信者の平目
・絵奈の父

全てを紹介すると長いため、主要キャラの伊太地、キリン、天木允人、天木光輝に絞って、死んだキャラを紹介していきます。

 

伊太地

レア心教をつくらせ、宗教ビジネスとしてヤクザの収入源にした人物です。

肉蝮と何度も戦い、常に圧倒する力をみせつけ、本部ビルでは一撃受けたものの、刺し貫いて瀕死の重傷を負わせます。

最初は大阪府警察所属の警察であったが、三代目組長を逮捕するために潜入し、10年の月日が経ち逮捕できたが、上層部に切り捨てられます。

切り捨てられたことや潜入捜査で長年ヤクザをやっていたことから、裏社会で生きていくことを決意します。

警察人生を全うできなかったことやヤクザの真似事をしているだけと感じることから本物の何かになりたかった憧れがあり、何物であろうと意に介さず叩きのめす、本物の暴力をもつ肉蝮のようになりたかったのかもしれないと考えるようになりました。

五代目組長継承式で肉蝮に攻め込まれ戦闘し、キリンの命を懸けたサポートで、左目と左腕を失います。

逃走するも肉蝮に追いつかれ、壮絶な殴り合いの末、出血多量で意識を失い、死亡しました。

 

キリン

最高幹部「七印」の一人で、初期から登場しており、絵奈の父を絞殺し、姉を攫っていきました。

教祖とは付き合いが長く、敵となる者を始末してきた為、最も厚い信頼を得ています。

伊太地の継承式では、肉蝮達と共にミキサー車で突撃します。

貂を返り討ちにしますが、飯綱に胸を刺される致命傷を負わされます。

しかし、自分が長くはないことを悟って、倒れずに肉蝮に青龍刀を投げ、伊太地の左目を潰し、左腕を切り落とします。

最終的に銃を乱射され、殺し続ける以外の生き方が私にもあったのだろうかと考えながら、死んでいきます。

 

天木允人

宗教のトップで、1万人の信者がおり、その裏で邪魔になるものは始末していきます。

教団妻という名の妻が多数おり、その妻たちに産ませた息子や娘が多数います。

京都に昔からある呉服店の長男として生まれ、英才教育を叩き込まれてきたが、人一倍性欲が強いがために、女性を強姦したことで家族から絶縁されてしまいます。

大阪で伊太地と出会い、彼から英才教育を叩き込まれた気品や口の上手さを見込まれ、宗教を立ち上げました。

生誕祭で胸を包丁で刺され、重傷を負います。

目が覚めて、自分が殺されそうになっていることを知り大金を詰めて逃げ出そうとしますが、肉蝮に捕まります。

驚愕の強さを目の当たりにし、光輝たちを倒すために大金を払うことを約束し屋上へと向かいます。

屋上では息子と決闘をしますが、彼に一方的に鞭で打たれ、最後は火だるまにされて死亡しました。

 

天木光輝

允人のレア心教ができる前に一緒にいた妻との息子で、海外の大学に留学をしていたが、生誕祭前に帰国します。

貧乏ながらも家族三人で平和に暮らしていたが、宗教が軌道に乗ると、今まで支えてきた妻と息子をないがしろにし、最後は見捨ててしまいます。

教祖が見捨てたことで背信者扱いになり、信者達から酷い非難や攻撃を受けるようになってしまいます。

そのため父を恨んでおり、密かに伊太地を味方につけ、自分が新しい教祖として成り代わり、教団内の歪みを取り除こうと計画します。

絵奈の姉が自分の身をかえりみずに妹を守ろうとした芯の強さに感動し、教団聖母（マザー）にしようと洗脳していたが、突き飛ばされます。

絵奈が邪魔だと判断した光輝は殺そうとしますが、激昂した平目による重い一撃を喰らい、その衝撃で屋上から転落死します。

 

まとめ

『肉蝮伝説』の最終回のネタバレや各物語のラストで死んだキャラをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか？

『肉蝮伝説』を調べる前は、この作品に限らず外伝やスピンオフは短いものが多く、最終回も近いと思っていたのですが、

実は意外と外伝やスピンオフ的なものの方が長い作品もあるようです。

その代表的な作品の一つに『かいけつゾロリ』があります。

ゾロリは元々は『ほうれんそうマン』の敵役として活躍していたキャラクターだったのですが、シリーズの終了後に、
作者のみづしま先生から了承を経て、『かいけつゾロリ』シリーズがスタートしたそうです。

本の巻数も現在まで増え続け、映画やテレビアニメシリーズも制作されることが多く、本編を超えて人気になった作品になります。

肉蝮も悪い奴がいる限り、お話もつくることができそうなので、ラストを迎えることはまだまだ先になるかもしれません。

もっと続いて、巻数も増え、ネタバレや死んだキャラを考察をする人が増えていけば、もしかしたら本編の『闇金ウシジマくん』を超える…なんてこともあるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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